誰もが安心して外出できるまちへ


駅構内や公園にあるベンチ、ちょっとした待合スペースなどでもベンチに座ってほっと一息ついた、という経験をしたことはありませんか?私たちが生活している「まち」の中で、「少し休憩できるような場所があれば嬉しいな」と気持ちに対し、長田広告は「ベンチ」という形でそっとお応えいたします。



 

まちに出ると、お年寄りの方が楽しそうにご友人やご夫婦で元気にお出かけされている場面をよく目にします。日本では1980年代後半以降、急速に高齢化が進み、2007年には21%を超えて、現在では、諸外国に先駆けて“超”高齢社会へと突入しました。今後も高齢者率は高くなり、その比率は2025年に約30%、2060年には約40%に達すると予測されています。さらに、核家族化が進み、単身世帯の高齢者が増加してきており、地域が一体となって高齢者が生活しやすい環境を整備することが必要とされています。

このような中、まちに求められるのは、高齢者の方々にも安心して外出できる環境を整備することです。高齢者の方が外出した時に安心できる環境、不安なく気軽に外出できるまちを目指すためにも、休憩スペースを充実させることも大事なのではないでしょうか。そのような思いから、誕生したのが「広告付きベンチ」でした。

このベンチには、「腰を掛けて休む」というベンチ本来の機能のほかに、大きな社会的な意義が2つ隠されています。
1つ目は、広告収益によってベンチの設置・維持管理にかかる費用を賄っているということです。自治体が住民のために税収の中からベンチを設置し維持管理したり、民間企業が顧客サービスとしてベンチを設置したりするのではなく、広告価値のある場所でありながら、かつ、ベンチの必要性が高いスペースに設置し、維持管理しているのです。当社の過去の広告事業で培った経験があるからこそ、このような発想が生まれ、実現いたしました。このような当社の広告付きベンチは、コミュニティバス乗り場やタクシー乗り場、観光施設周辺、市民病院・公共施設などに設置されています。別の言い方をすると、ベンチを利用する人と広告主の双方にメリットをもたらしているということもできます。

2つ目は、まちの景観への配慮がなされていることです。
ユニバーサルデザイン、ユーザーエクスペリエンス、都市景観デザインなど、あらゆる立場からいろいろな概念が生まれている中、公共空間の中で活用されることを念頭にし、専門的な知識をもつデザイナーが監修のもと、ベンチの形状や素材、また広告面のレイアウトや色彩などを熟慮し、そのまちの景観に合ったものを社会に提供しています。
 
私たちは今後も行政、企業、地域の皆様と連携し「誰もが安心して過ごせるまちづくり」に尽力してまいります。


国連では2030年に向けて世界が合意した「持続可能な開発目標」の一つに都市空間の整備や管理方法を改善していくという大きなテーマを掲げております。当社でも、国内の市役所や区役所の住民サービスを通じて、まちづくりのことを考えながら事業を行っております。