駅前地区の利便性向上と町の魅力向上へ -広告付き歩行者案内板-


名古屋駅前の歩行者案内板は、名古屋駅地区街づくり協議会との官民連携による社会実験の取り組みの中で、長田広告が設置したものが含まれています。長田広告のノウハウを活用し、従来の案内板に広告スペースを付加することで広告収入を活かした高いレベルでの維持管理を可能としました。

 

JR名古屋駅の太閤口ロータリーと笹島交差点付近には、名古屋駅周辺の地図を掲示し、観光客やこのエリアを利用するビジネスマンなど、多くの方の目に触れています。

これらは2015年から行われている「名古屋駅地区における公共空間の利活用を通じたまちづくり社会実験」の一環として、長田広告が設置・維持管理をしている広告媒体のひとつになります。

名古屋市内の歩行者案内版は1988年頃から数多く作成され、市によって管理をされていましたが、社会情勢の変化もあり、現在では案内サインを維持管理するために十分な財源を得ることが難しく、その結果、色褪せが起きていたり情報の更新ができていなかったり、いくつかの課題がありました。
その様な課題に対して、長田広告は「名古屋駅地区街づくり協議会」に広告収入を活用した案内板の設置を提案しました。その結果、当社は実証実験を行う1社として、まちづくりに参加しています。


 

歩行者案内板には、名古屋駅を中心とする周辺の1.5km四方を表示した案内地図が描かれており、その上部に広告スペースがあります。
ここで得られた広告収入は案内板の維持管理費に用いられるのみだけではなく、道路の清掃や花壇の整備など、まちづくり活動に使われております。

また、この歩行者案内版には利用する方の利便性の向上のため、4つの機能を備えています。

1. 多言語地図表示機能
2. Wi-Fi機能
3. LEDによる情報表示機能
4. 緊急時の防災情報表示機能

名古屋市による利用者のアンケート調査によると、利用者の85%は市外在住者で現在地の把握や周辺のビルを探すために利用されています。このアンケートを通じ、広告を利用した歩行者案内板の維持管理の仕組みについても理解を得ることができました。
この社会実験では、事業主体である名古屋市は広告収入を得ながら、歩行者案内板の設置及び継続的な整備を行うことができることが確認できました。長田広告では、このような活動を通じ、地域での生活する方の利便性を向上させ、まちづくりに貢献しています。

当社が事業活動を通じて、日々提案している屋外広告などの広告媒体は「住み続けられるまちづくり」に密接に関係していることを自覚しています。地域の皆様のニーズにも耳を傾け、新しい媒体を開発し、より良いまちづくりに貢献しながら事業の拡大を行ってまいります。


機能 内容
1.多言語地図機能 日本語・英語の表記。凡例は日本語、英語、ハングル、中国語、ポルトガル語。
避難場所・施設等を表記。直感的な施設把握のためピクトグラム採用
2.Wi-Fi 機能 無料公衆無線LAN と外国人観光客向けのポータルサイトを提供。
ポータルサイトは11カ国語に対応
3.LED による情報表示機能 まちづくり情報・広報(ウェルカムメッセージ・イベント告知・マナーアップ・
防犯等)の表示緊急地震速報/ 津波警報・注意報の表示、文字ニュースの表示
4.緊急時の防災情報表示機能 地震速報、緊急地震速報をLED 電光掲示板で表示

国連では2030年に向けて世界が合意した「持続可能な開発目標」の一つに都市空間の整備や管理方法を改善していくという大きなテーマを掲げております。当社でも、国内の市役所や区役所の住民サービスを通じて、まちづくりのことを考えながら事業を行っております。