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INTERVIEW

名古屋営業所 営業

OZAWA YUKI

外国語学部卒/2021年入社

自分の技量で勝負していく
仕事がしたかった。

「ひとまず外国語が話せるようになれるといいな」くらいの軽い気持ちで大学は外国語学部に進学しましたが、なかなか具体的な将来のビジョンが定まりませんでした。就活の時期になってもまだ悩んでいたのですが、次第に「自分にしかできない仕事がしたい」と考えるように。そして、既存の商品を単純に販売するのではなく、金融・保険・広告など、形のない無形商材を売る営業の仕事に興味をもち、候補を絞っていきました。そのなかで長田広告の存在を知りました。クライアントのニーズにあわせて、その都度、無限の可能性の中から最適な広告方法を提案していくその仕事は、まさに営業マン一人ひとりの技量で勝負していく仕事。これこそ自分が求めていたものだと感じて入社を決意しました。
「広告業界は大変」というイメージがあったのですが、残業が少ない企業として長田広告が業界のなかで全国上位にランクインしているデータを見て、「ここならやって行けるかも」と思ったことも決め手のひとつ。実際入社してみてもそのとおりで、今でもほとんど残業することなく、自分のペースで働けています。

よい広告提案には、
広い視野と分析力が不可欠。

現在私は、屋外広告看板やデジタルサイネージ、さらには、スマートフォンアプリに掲載される広告などの営業をしています。最初は所長に付き添っていただき、さまざまなアドバイスを受けながら、徐々に自分主導で営業活動をするように。はじめてひとりで営業を任されたときは「いよいよだ」と、うれしさと緊張がこみ上げてなんとも言えない気持ちになったものです。それからがむしゃらに奮闘するなかで、「小澤さんがそう言うならお願いするよ」と言ってもらえるなど、お客さまとの信頼関係も少しづつ築けてきました。入社前に思い描いていた「自分にしかできない仕事」が、少しはできるようになったかなと、やりがいを感じています。そして先日、月間営業成績で全国9位の成績を収めることができました。努力が目に見える結果として現れたことは、やはりとてもうれしかったです。
それでも、所長や先輩方にはまだ全然及びません。あるとき私は、お客さまに提案する屋外広告看板の掲出場所について検討していました。そして交通量などを調べ、自分なりにベストな候補を選定したつもりでした。しかし、所長からは意外なアドバイスが返ってきました。そのとき所長があげた場所は、私が選定した場所の半分以下の交通量しかない場所。しかし現在その道路の北部で新しい橋の建設工事をしており、南部には大型ショッピングモールが近日オープンする予定。所長のあげた候補場所は、北部の地域からショッピングセンターに向かう導線上にあり、交通量の大幅な増加が見込める場所だったのです。私は自分の考えの至らなさを痛感。市場調査や将来予測の大切さをあらためて認識した経験でした。以来、より視野を大きくもてるように心がけています。

SCHEDULE

  • 8:30

  • 9:00

  • 9:00~10:30

    営業にまわろうと考えている企業やクリニック・お店の情報を整理し、経路や所要時間などを確認。また、インターネットで登記情報を調べ、新たな看板設置候補場所の地権者さんの情報なども収集。

  • 10:30~12:00

    自分のなかで、「10時半までには会社を出る」ことをルールにしている。さまざまな会社や店舗を訪問。新規開拓営業をする。

  • 12:00~13:00

    この日は以前ご相談をいただいたAクリニックに求人募集のインターネット広告を提案。「小澤さんがそういうなら」と、院長から前向きな反応をいただけた。

  • 13:00~14:00

    営業先近くのラーメン屋で食事。ラーメンが好きなので、おいしいラーメン屋さんを探すのが楽しみになっている。

  • 14:00~15:00

    B社に看板広告掲出場所について提案。事前に検討した候補場所について、市場調査や将来予測などを交えて説明。

  • 15:00~15:30

    車や人の流れ、新しい店舗建築の動向などについて、街の様子を自分の目で注意深く観察。人目につきやすい場所とそうでない場所など、現地を見てはじめてわかることもいっぱい。

  • 15:30~16:30

    再び営業活動を続ける。

  • 16:30〜17:00

    事前にインターネットで調べておいた新たな看板設置候補場所の地権者さまの情報をもとに、地権者さんのお宅を訪問。看板を設置させていただけないかを交渉。

  • 17:00〜17:30

    事務所に戻り、上司に今日の活動を報告。日報を作成するなど、事務処理などを行う。

  • 17:30〜18:30

    企画設定とは、どんなお客さまに対して、何の広告提案を行うのか、営業戦略や提案方針を立てること。所長などとも相談しながら、論理的な分析を取り入れ、さまざまな角度から検討。

  • 18:30

湘南校 教頭

TERASHIMA MASAHIRO

経営学部卒/2018年入社

営業所のみんなが、自分らしく
活躍できるように導きたい。

社会人としての常識やマナーもまだよくわかっていなかった新人時代に、当時の所長が同行営業してくれたときのこと。商談は概ね順調に進んだのですが、帰り道に私は所長から、ある指摘を受けました。
 「一度、お客さまに『うん』というタメ口が出てしまっていたときがあったよね。些細なことだけれど、小さなことにも気を配ろう」
 「うん、わかりました」
悪気はなかったのですが、無意識にそう答えていました(笑)。今となっては笑い話ですが、言葉遣いもままならない私を、ていねいに指導してくださった所長には今でもとても感謝しています。
そして入社3年目、当時在籍していた尾張営業所の所長を任されることになりました。新卒入社3年で所長というのは社内的にも早い昇進であったため、身が引きしまる思いでした。今までは、自分の案件に専念していれば良かったのですが、所長には営業所全体のことを見渡す広い視野が求められます。結果が出ずに迷っているメンバーがいれば、いっしょに考えてアドバイスするのも重要な役割のひとつ。そんなときには、私を指導してくれた当時の所長のように、親身にサポートしようと心がけています。論理的に戦略を立てるのが得意な人には分析テクニックのアドバイスをしたり、勢い重視の社員には「そのままガンガン行こう」とハッパをかけたり、心配性な社員には悩みすぎないように励ましたり。営業という仕事に、決まった正解はありませんので、一人ひとりの性格を考慮してアドバイスすることを心がけています。

後輩や部下の成長が、
自分のこと以上にうれしい。

これまでにも「この仕事をやっていてよかった」と思える瞬間は何度もありました。しかし所長を任されるようになると、部下や後輩の成長を感じられたときが、自分個人のこと以上にうれしい瞬間に。私が所長になってはじめて指導を担当した新入社員が営業目標を達成したときは「本人より私のほうが喜んでいるのでは」と思うくらいうれしかったです。

私は2023年の春から湘南校に異動になりました。この湘南校は「新入社員育成拠点」の役割を持つ「学校」なんです。長田広告に入社した新入社員は、最初は全員が育成拠点に集まって営業研修を受けるのです。そこの教頭を私が務めさせていただくことになるので、この記事を読まれているみなさんともいつかお会いする日が来るかもしれません。みなさんとともに、成長と成功を喜びあっていけることを、心待ちにしています。

SCHEDULE

  • 8:30

  • 8:45〜9:00

  • 9:00〜9:30

    営業所メンバーに、本社からの通達など、さまざまな情報の共有を行う。

  • 9:30〜10:00

    営業部門と看板施工部門間で、受注が確定した看板の設置までのスケジュールを調整・共有。

  • 10:00〜12:00

    全国展開しているお客さまが各地で同時に掲出する広告などに営業所間で連携して対応するため、所長同士で打ち合わせる。

  • 12:00〜13:00

    クリニック訪問する部下に同行。社員の成長状況にあわせて、随時適切なフォローができるよう、心がけている。

  • 13:00〜14:00

    趣味のラーメン屋めぐりで発見した、隠れた名店で部下といっしょにランチ。

  • 14:00〜16:00

    研修中の社員やフォローが必要な案件だけでなく、ひとり立ちした営業社員のその後の仕事ぶりを定期的に確認し、さらなる改善点をアドバイスすることも。

  • 16:00〜17:00

    午前中、営業所間会議で議題に上った案件について、現地の様子を確認。現地の店舗担当者さまにごあいさつ。

  • 17:00〜18:00

    営業所に戻る。部下から今日の活動の報告を受け、必要に応じてアドバイス。ひとりずつていねいに話を聞くなど、相談しやすい環境づくりにも気を配る。

  • 18:00〜18:30

    明日提案する予定の屋外広告の掲出場所についてプレゼン資料を作成。以前、上司から教わった「自分が思っている準備に、もうちょっとの努力を足すだけでその結果は大きく変わる」という言葉を胸に、複数のプランを提示し、それぞれの場所の傾向と費用感をわかりやすくまとめるなど、お客さまに寄り添ったプラスアルファの提案ができるよう、工夫を凝らす。

  • 18:30

人事総務部
キャリア開発課

TAKAHASHI MIHO

経営経済学部卒/2020年入社

人の温かさを感じることができる
幸せな仕事。

私は人とおしゃべりすることが好きで、昔からよく近所のおじいちゃんやおばあちゃんの井戸端会議に紛れ込んでいるような子でした。大学では、地方創生や地域活性化について学びたいと、経営経済学部を専攻。ゼミでは、地域の祭りやまちおこし活動の企画・運営などに取り組んでいました。そのゼミで自分たちが企画したまちおこしイベントのポスター制作を担当したことから、広告に興味をもつようになりました。そして就職活動の際に、たまたま参加した合同説明会で長田広告に出会い、「私が入社する会社はここだ!」とビビッと感じ、入社を決意しました。長田広告は全国各地の屋外看板広告を手掛けており「幅広い業種の、いろんな方々と関わることができる」という点もとても魅力的でした。
入社後は、岩手の花巻営業所に配属され、屋外広告看板やデジタルサイネージの動画広告などの営業に従事してきました。多いときには1日に10数件の営業先を車でまわるのですが、当時はかなり広域のエリアを担当していたため、ときには100キロ以上も走る日も。ですが、営業先でお客さまとお話をするのがそもそも好きなので、移動の長さはあまり気になりませんでした。
また、看板設置の交渉などで地権者さまを訪ねた際には「こたつに入って温まっていき」など、私のほうがもてなされてしまって、なかなか抜け出せないことも。人の温かさを感じることができる、本当に幸せな仕事だなと思います。
社内の人間関係もとても良好です。私は現在は、人事総務部に異動となって、採用関連業務などを担当していますが、営業がメインの会社なので自然とそうなるのか、長田の社員はどの部署の人でも、みんなとてもコミュニケーション能力が高くてフレンドリー。毎日気持ちよく働けています。

一人ひとりが自分らしさを
発揮していける風土がある。

営業一人ひとりに大きな裁量権が与えられている点も当社の魅力のひとつ。もちろん、さまざまな事例を想定した営業マニュアルが用意されていますし、困っているときには、所長をはじめ先輩方が親身になって相談にのってくれますが、長田広告では、営業がどのお客さまに、どんなセールストークで、どのような提案をするかは、基本的に自由。各営業に任せてもらえますので、各々が自分のスタイルにあわせ、独自の工夫を取り入れながら営業活動しています。たとえば私の場合、はじめての営業先を訪問する際には、自己紹介をまとめた「プロフィールシート」のようなものをつくって、名刺に添えてお渡ししていました。この「プロフィールシート」がきっかけになって、「誕生日が同じですね!」など、距離がいっきに縮まることも。また、地権者さまが不在だったので、書き置きを残すことにした際、メッセージにウサギのシールを貼ってみたところ、「かわいいウサギのメッセージがあったから、思わず電話しちゃった」と、すぐに折り返しのお電話をいただけたこともありました。そうした、一人ひとりが自分らしさを発揮して切磋琢磨していける長田広告の風土は、すごく自分にあっていると感じています。

SCHEDULE

  • 8:45

  • 9:00

  • 9:30〜10:30

    この日は前日に担当者が不在だった企業に看板広告提案のアポがあったため、早々に営業所を出発。事前に準備した資料も好評で「とてもわかりやすかった」と好感触。

  • 10:30~12:00

    さまざまな会社や店舗を訪問。「動かなければ始まらない」をモットーに、とにかくたくさんの営業先にアプローチすることを心がける。

  • 12:00~13:00

    午前の診療が終わるタイミングを狙って、集中的にクリニックを訪問。この時間帯のクリニック訪問は、長田の営業社員の間で長年引き継がれている。

  • 13:00~14:00

    この日は営業先近くの、地域で人気のカフェで一休み。持参したお弁当やコンビニやパン屋などで軽食を買って、ささっと車で食べることもある。

  • 14:00~15:00

    以前から興味を持っていただいていたB社に、市役所のデジタルサイネージの動画広告のプレゼンを行う。前回提案した屋外広告よりも「こちらの提案がいい」と、非常に高い評価をいただけた。

  • 15:00~16:00

    再び営業活動を続ける。

  • 16:00〜16:30

    お客さまに完了報告を送るため、写真撮影も実施。はじめて自分が担当した看板が設置されたときは、うれしすぎて自分の両親にまで写メを送っちゃいました(笑)。

  • 16:30〜17:00

    地権者さんのお宅を訪問。所有している土地に看板を設置させていただけないかを交渉。

  • 17:00〜18:30

    事務所に戻り、上司に今日の活動を報告。さまざまな事務処理や明日の準備などを行う。
    私は、割と入念に下準備を行うタイプ。自分のことをPRするためのプロフィールシートや明日伺う予定のお客さまへの資料などをしっかり準備。

  • 18:30