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長田広告と埼玉大学、デジタルサイネージのクリエイティブ表現に関する共同研究を実施
長田広告株式会社は、埼玉大学の学生と共同で、ショッピングモール内にあるデジタルサイネージ広告のクリエイティブ表現に関する調査を実施いたしました。この研究では、長田広告が販売を行うショッピングセンター1階に設置されたモールストリートビジョンで表示する広告コンテンツの品質を向上させるため、質問紙法による調査を行い、2種類のコンテンツの差異を比較しました。今回の調査で得られた知見を活かし、コンテンツ表現の品質を高め、より価値のある広告コンテンツの制作を進めるとともに、産学連携の取り組みを推進していきます。
■背景・概要
モールストリートビジョンは、全国53ヵ所の大型ショッピングモールのメイン通路に配置されたインストアのデジタルサイネージメディアで、長田広告で広告制作・広告営業などを担っております。広告主のメッセージを広告接触者に伝えるために、広告クリエイティブは重要な要素の一つです。本研究では、広告接触者に伝わりやすいクリエイティブ表現を知るために、レイアウトの異なる2種類の広告を表示させ、仮説の検証を行いました。
■調査概要
今回、イオンモール浦和美園のご協力の元、34名の被検者からデータを取得し、分析を行いました。データの取得にあたっては、アイカメラ・AIカメラなどは用いず、メディア接触者に対し質問紙法で調査を行い、視認したコンテンツの中で印象に残った部分、見やすさに関する印象、に加え、広告商品に関する行動変容などのデータを取得しました。
歩行中に視認するメディアのモールストリートビジョンは、地上から約100mm~1500mmの位置に液晶モニターの表示面があり、画面内のレイアウトによっては情報の視認性に差異が出ることを推測していましたが、これまでは特に確証できませんでした。今回の研究により、画面の上部に表示された内容の方が、印象に残る傾向が確認できております。
【本内容に関するお問い合わせ先】
長田広告株式会社 東京支社媒体開発部DC事業部DS事業課 (担当:石川)
E-Mail:taichi.ishikawa@ad-nagata.com