「SDGs」を周知するために。広告会社ならではの屋外広告メディアの活用
屋外広告媒体を持つ長田広告らしいSDGsの取り組みを考えた時、
人々にSDGsのことを知ってもらうことを考えました。
コミュニティビジョンは、長田広告が運営しているデジタルサイネージメディアで、全国470以上もの自治体庁舎内や市民病院内など導入しています。
自治体から住民への情報発信メディアで、これらは地元企業の広告によって運営され、その一部は自治体の財源としても使われています。
私たちが各自治体と協力し、このメディアを使って情報発信したのが、外務省が制作した持続可能な開発目標(SDGs=エスディージーズ)の認知促進のための動画「ピコ太郎 × 外務省(SDGs)~PPAP~」です。
SDGsの取り組みは、学校や公共団体、民間企業などだけが行うものではなく、地域住民一人ひとりの活動や心掛けも重要です。しかしながら、日常生活の中でこの国際目標を意識したり、日本政府の取り組みに強い興味・関心を示したりしている人の数は、決して多いとは言えないかもしれません。
”SDGs”とは?まずは”SDGs”という言葉の認知促進を。
日本政府では、国内外からの認知度の高いシンガーソングライターのピコ太郎さんを起用したプロモーションに取り組んでいます。長田広告としても、広告会社として何ができるのかを考え、「SDGs」というものを地域住民に周知することに取り組みました。自治体庁舎を訪れる方に対して、コミュニティビジョンを通じてピコ太郎さんの60秒間の動画を見ていただくより、一人でも多くの人に、「SDGs」に興味・関心を持っていただければ、と考えました。
これまでSDGsと言う言葉を聞いたことが無い人にとっては、この動画だけでその意義や取り組み・内容などを熟知することはできないかもしれません。しかし、一世を風靡をしたPPAPのメロディーとインパクトのあるピコ太郎さんのキャラクターの力で、「ん?SDGsとは?」「SDGsって何だろう?」というような気持ちになった方がいるかもしれません。コミュニティビジョンで放映された動画を見たことが、SDGsを知るキッカケになっていたとすれば、それは価値のある活動だと思います。
このコミュニティビジョンでの放映には、コミュニティビジョンを設置している自治体の協力も必須です。当社からお声掛けさせていただき、協力していただいた自治体の数は全国で330以上になりました。3ヶ月間の放映期間の中には、ソーシャルメディアを通じて、多くの反響・評判があったのも事実です。
海外でもNAGATAらしい屋外メディアを活用した取り組みを実施。
日本国内で実施したSDGsの認知促進の活動を、海外拠点のあるマレーシアにも拡げました。SDGsの活動は、日本だけの努力で達成するものではなく、国際社会の一員として世界中で取り組む必要があります。
マレーシア首都クアラルンプールの繁華街、ブキビンタンに当社の大きなLEDのビジョンがあります。普段は、大企業のCMなどが放映されますが、CMとCMの合間のパブリックインフォメーションとして、「ピコ太郎 × 外務省(SDGs)~PPAP~」を放映いたしました。
マレーシアでも人気のあるピコ太郎さんのインパクトもあり、この取り組みは地元のメディアでも紹介されました。マレーシアで生活する人にとってもSDGsのことを知り、考えていただくキッカケになり、それが持続可能な開発目標を達成するための第一歩になればと当社は考えています。
長田広告では、事業活動を通じて培ってきた認知促進活動のノウハウを活かして、広告会社らしい取り組みを国内外で行っています。
【外部リンク】
ピコ太郎 × 外務省(SDGs)~PPAP~
【関連プレスリリース】
全国の自治体庁舎デジタルサイネージでSDGs認知促進のための動画を放映「ピコ太郎 × 外務省(SDGs)~PPAP~」