SNSやWEB広告だけでは想定した成果が出せない昨今、学生の日常空間でブランドを自然に届ける「大学広告」が注目されています。学食モニター・購買モニター・ラウンジモニターを活用すれば、採用・商品訴求・地域ブランディングまで多彩な目的に対応可能。デジタルとリアルを融合させた次世代のキャンパスプロモーションを紹介します。
■ はじめに:大学広告が注目されるデジタル時代の背景
SNS広告やWEBマーケティングは今や企業の標準施策となりましたが、同時に「情報過多」「広告疲れ」という課題も顕著になっています。特にZ世代の学生たちは、広告を“スキップ”するスキルを自然に身につけており、企業が思うほどメッセージは届いていません。
そんな中、企業のマーケティング担当者や採用広報担当者が再注目しているのが、大学広告です。
大学キャンパスというリアルな生活空間において、学生が日常的に目にする場所——学食、購買、ラウンジ——に広告を掲出することで、自然に情報を届け、ブランド体験を生み出すことが可能です。
オンラインでは得られない「信頼」「共感」「記憶への定着」が、この大学広告の最大の価値と言えるでしょう。
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■ 大学広告とは? 学生の生活導線に寄り添うリアルメディア
大学広告とは、大学構内に設置されたデジタルサイネージやモニターを活用し、学生へ直接的かつ継続的にメッセージを届ける広告媒体です。学生は講義・昼食・購買・休憩といった日常動線の中で、自然にモニター広告に触れるため、広告の存在を押し付けがましく感じることがありません。
大学広告は「一度きりの接触」ではなく、「日常に溶け込む反復訴求」が可能な点が特徴です。
また、長田広告の「キャンパスメディア」では、大学内の主要拠点に配置された学食モニター・購買モニター・ラウンジモニターの3媒体を中心に展開。静止画・動画・音声を組み合わせた訴求が可能で、学生がスマートフォンを見ていない瞬間にもブランドに触れることができます。
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■学生集客に効果的な大学広告の種類
学食・購買・ラウンジといった学生の生活導線上に設置された「大学モニター広告」に焦点を当て、各媒体の特徴と効果的な活用事例をご紹介します。学生に自然に届く、効果的な大学広告戦略のヒントを見つけてください。
1. 学食モニター:学生の最も長い滞在時間にリーチ
学食は、大学内で最も多くの学生が集まる場所のひとつです。
授業と授業の合間、友人とのランチ、サークル活動前後など、多くの学生が一定時間を過ごすため、視聴率・記憶定着率ともに極めて高い媒体です。
モニターは学生が着席した正面や、配膳カウンター近くに設置されているため、視認性が高く、長尺動画でもストレスなく視聴されます。
食品・飲料メーカー、アパレルブランド、企業採用PRなど、多様な業種で導入が進んでおり、特に採用動画では「企業の雰囲気が伝わる」と学生からの反応が高い傾向にあります。たとえばある企業では、学食モニターでインターンシップ動画を放映。QRコードを設けたことで、エントリー数が従来比で1.7倍に増加しました。
2.購買モニター:購買意欲の高い瞬間に広告を届ける
大学生協の購買スペースは、学生が日用品や文房具、食品を購入する場所であり、常に高い来店頻度があります。購買モニターは、まさに「行動直前」に広告を見てもらえる貴重な接点です。
購買行動と広告が直結するため、新商品の認知・購買促進・キャンペーン告知に非常に効果的です。
特に女性学生向けコスメや飲料、スナック菓子などのプロモーションでは、視認後すぐの購買行動が発生しやすい傾向があります。さらに、QRコードやSNSハッシュタグと連動したキャンペーンを実施すれば、オンライン拡散との相乗効果も期待できます。
リアルとデジタルを結びつける「O2Oマーケティング」の起点としても、購買モニターは注目されています。
3.ラウンジモニター:ブランドストーリーを静かに伝える空間
ラウンジモニターは、学生が休憩や談話、勉強を行う共有スペースに設置されています。ここでは学生がリラックスして過ごしているため、ブランドストーリーをゆったりと伝えるのに最適です。
採用広報動画、企業メッセージ、地域連携プロジェクト紹介など、“信頼感”を重視する広告には特に効果を発揮します。
長田広告では、複数大学を横断して放映できるネットワーク配信も可能で、エリア別・大学別にターゲティングした展開ができます。
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■ 大学広告が選ばれる理由とメリット
1. 信頼性のある環境での広告接触
大学という教育機関内での掲出は、公的かつ健全な印象を与え、学生に安心感を与えます。企業イメージを損なうことなく、ブランド価値を高めることができます。
2. 繰り返し接触による高い記憶効果
授業・昼食・休憩など、1日に何度も同じ場所を通る学生に繰り返し接触できるため、潜在記憶への定着が促進されます。
3. 大学別・地域別にターゲティング可能
全国の大学ネットワークを活用し、採用エリア・商圏・ブランド対象層に合わせた出稿が可能です。
地域企業の広報や地元採用にも最適です。
4. デジタル×リアルのシナジー
動画・QRコード・SNS連携によって、キャンパス内の広告がそのままオンライン行動につながります。広告効果を数値化できる点も魅力です。
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■データで見る大学広告の効果
長田広告独自のWEBアンケート調査ではありますが、デジタルサイネージが設置されている大学では、87.43%の学生がサイネージを認識して視聴していると回答。
(ほぼ毎日視聴21.52% ・週に数回視聴40.78%・月に数回視聴25.14%)
そのうち、22.87%がWEBサイトにアクセスした、21.28%は友人と情報共有をした、11.17%は大学のキャリアセンターや支援課に相談に行った、10.64%は採用説明会やインターンシップに申しこんだ、と回答を頂いております。
“学生から企業を見つけてもらう”という新しい採用スタイルを確立しつつあります。
(2025年当社インターネット調べ)
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■ AISASモデルとは? 学生の行動プロセスを可視化する
AISASモデルは、デジタル時代の消費行動を表すマーケティング理論です。
以下の5つのステップで構成されています:
Interest(関心):その内容に“興味を持つ”
Search(検索):自ら調べて“情報を深める”
Action(行動):購入・応募・資料請求など“行動に移す”
Share(共有):SNS・就職情報サイトなどで“情報を拡散する”
この流れを学生に当てはめると、デジタルサイネージと、SNS・就職情報サイト等の役割が明確になります。
1.Attention・Interestはキャンパスメディアが担う
まず、AISASの最初の2段階——Attention(注意)とInterest(関心)。
ここを担うのが、大学内に設置された「キャンパスメディア(学食・購買・ラウンジモニター)」です。
- 学食モニター:日常の中で確実に“目に入る”
学生の多くが昼休みに必ず立ち寄る学食は、大学内で最も滞在時間が長い場所。配膳カウンターやテーブル前に設置されたモニターで広告を放映すれば、強制的ではなく自然な形で視認される環境をつくれます。映像と音声を活用した広告は、ポスターやバナーよりも高い印象効果を持ち、学生の興味を引き出します。
- 購買モニター:行動直前のAttention
購買エリアでは、学生が文房具や軽食を選ぶ“購買モード”の瞬間に広告が流れます。購買行動と広告接触がリンクすることで、「この商品見たことある」という購買心理を生み、記憶に残りやすくなります。
SNS・就職情報サイト広告では難しい“現場体験に紐づいた興味喚起”が可能です。
- ラウンジモニター:静かな空間で深いInterestを育む
談話スペースや自習ラウンジに設置されたモニターでは、学生がリラックスしている時間帯に広告が届きます。企業のブランドストーリーや採用動画を流すことで、「共感」や「憧れ」を醸成し、学生の関心を長期的に高めます。
このようにキャンパスメディアは、学生の日常のなかで“自然に注意を惹き、興味を持たせる”という重要な役割を果たします。
2. Search・Action・ShareはSNS・就職情報サイトやWEB広告が担う
次の段階、Search(検索)・Action(行動)・Share(共有)は、SNS・就職情報サイトの得意領域です。キャンパスメディアでAttentionとInterestを獲得した学生は、気になった企業名や商品をスマートフォンで検索します。QRコード等を広告に組み込めば、ワンクリックで公式サイト・採用ページ・キャンペーンページに誘導することも可能です。
- Search:興味を深める導線設計
学生はスマホ検索で企業のSNS・就職情報サイトや採用サイトを閲覧し、詳細情報をチェックします。大学広告によって「初めて知った企業」を深掘りするきっかけを与えることで、自然な流入が生まれます。
- Action:行動を促すオンライン施策
SNS・就職情報サイト広告やリターゲティング広告を組み合わせることで、キャンパスメディアで接触した学生に再度アプローチが可能です。「エントリー」「説明会予約」「資料請求」などの具体的行動を促すのは、このデジタルフェーズの役割です。
- Share:学生が拡散する“信頼の輪”
学生は興味を持った情報をSNS・就職情報サイトで共有する傾向があります。実際にキャンパスモニターで見た広告を「学食で流れてた!」「この会社の動画おもしろい」と投稿するケースも少なくありません。また、視聴者の内21.28%は友人と情報共有をしたというアンケート結果も出ています。リアル体験とオンライン拡散の融合が、ブランドの信頼性を高める連鎖を生み出します。
3. キャンパスメディア×SNS・就職情報サイトの連動が生む“多層的なリーチ”
AISASにおける役割分担を理解すると、キャンパスメディアとSNS・就職情報サイトの相乗効果が明確になります。キャンパスメディアは学生の生活空間における「最初の接点」、SNS・就職情報サイトはその後の「行動と拡散の場」。両者を組み合わせることで、広告効果は一気に高まります。
4.SNS・就職情報サイトでは得られない「信頼」「記憶」「共感」
SNS・就職情報サイト広告は拡散力に優れますが、同時に「一瞬で流れてしまう」という弱点もあります。
一方、キャンパスメディアは“生活のリズムに沿った広告接触”が可能です。毎日目にする環境だからこそ、学生の潜在意識に刷り込まれ、「なんとなく覚えている」「見たことある」というブランド記憶を形成します。
特に採用広報においては、この“リアルな接触”が信頼を生み、学生が自ら調べて応募する行動につながります。オンライン広告では作れない「親近感」と「安心感」が大学広告の真価です。
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■ 大学広告の費用感と出稿までの流れ
大学広告は、媒体・期間・大学規模によって異なりますが、1キャンパスあたり数万円~十数万円で出稿可能です。動画・静止画の制作、掲出申請、掲載期間の調整など、長田広告が一括サポート。全国の大学と直接提携しているため、スムーズかつ確実な運用が可能です。
出稿の流れは次の通りです。
1.目的ヒアリング(採用/商品/ブランド訴求)
どのような学生に、何をどのように伝えたいのかを、ヒアリングを通じて共有します。
2.ターゲット大学・媒体選定(学食/購買/ラウンジ)
エリア・学生属性・訴求内容に合わせて、学食・購買・ラウンジなど最適な媒体と大学を選定します。
3.素材制作・掲出申請
動画や静止画の制作、掲出許可の申請、スケジュール調整などを一括でサポート。デザインから運用まで安心対応。
4.放映開始・レポート提出
放映開始後は、放映状況や反応データをレポートとして提出。効果検証や次回施策への改善提案も行います。
キャンペーン期間中の素材差し替えや複数大学同時出稿も柔軟に対応可能。
初めての方でも、担当者が大学側との調整まで代行するため、安心して導入できます。
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■ まとめ:大学広告で、未来の人材・顧客と出会う
「大学広告」は、単なる掲出メディアではなく、学生と企業をつなぐプラットフォームです。
学食・購買・ラウンジという日常空間に自然に溶け込みながら、ブランドの存在を印象づけ、学生の行動変容を促します。
長田広告のキャンパスメディアは、大学別に設計された最適な放映環境と全国ネットワークで、採用・商品・地域連携などあらゆる目的に対応。学生への“リアルなリーチ”を求める企業の皆様に、確かな成果をお届けします。
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